文武両道・失われた日本の心

いつの間にか忘れられた「日本の心」。古きよき時代の記憶を呼び戻す、愛書記・読書記。
<< December 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | permalink | - | -
<< 今だから再録する「天孫人種六千年史の研究」 | main | 我がブログに相応しいカレンダー >>

祖国とは国語(藤原正彦著・講談社刊)

平成15年に講談社から発売された藤原正彦著の「祖国とは国語」という書籍を取上げる。
氏は数学者で、作家の新田次郎氏と藤原てい女史の次男。

本書の帯には、

文化も伝統も、日本という国はすべて言葉の中にある

とあって、少し小さな字で、

国語こそすべての知的活動の基礎だと説く「国語教育絶対論」……

とある。

小生も比較的身近に数学の大学教授で博士号を持つ知人に、大変な読書家がおられるが、このような理科系の先生方こそ、国語の重要性を認識しておられる。
文科系の先生方よりも、理科系の先生方こそ、国語こそすべての知的活動の基礎であるということを痛感するのであろうか。

語彙が豊富でなけりゃ〜^知的活動なんて出来るはずもないが、国語教育は衰退の一途を辿るばかりで、樋口一葉はおろか、夏目漱石の小説が読めない日本人がゴロゴロしている。

ある文学部の学生さんによれば、一世を風靡した芥川龍之介は、現在研究対象として最も不人気作家の一人だそうである。

きっと不人気というのは、芥川の小説すら理解できない日本人が増えたと言うことなのだろう。

あの理知的な文章が理解できないようでは、まともな本が売れなくて当然。

古書店には不朽の価値ある書籍ばかりが堆積し、いまにも朽ち果てようとしている。

そのうち、日本人そのものが朽ち果てるだろう。

祖国とは国語
文武両道の「文」とは? | permalink | - | -

スポンサーサイト

- | permalink | - | -