文武両道・失われた日本の心

いつの間にか忘れられた「日本の心」。古きよき時代の記憶を呼び戻す、愛書記・読書記。
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映画「憂國」フィルム発見  という読売新聞の記事!

三島由紀夫氏の自害・憤死の後、瑤子婦人の強い希望で全巻焼却処分されていたはずのフィルムが、自邸倉庫奥で発見されたという記事である。

読売新聞の第一面の中央で、映画「憂國」のワンカット写真入りでの、大きな報道。

氏が割腹予告をした映画だといわれる、いわくつきの白黒・無声のものである。

当時、観た記憶があるが・・・・・。

市谷の陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地で行った割腹自害の折に残した、辞世の句が二つあったはずだが、いまでも、一つだけは、しっかり覚えている、つもり、であるが、書いてみよう。

  益荒男や 手挟む太刀の 鞘鳴りに
              幾年耐えて 今日の初霜 

(ますらおや たばさむたちの さやなりに いくとせたえて きょうのはつじも)

間違っていたら、慌てて訂正しなければならないが、しかしながら、今日まで、しっかりと覚えていたつもりで、無意識に改変していたということになるので、それが自分勝手な改変であるとしても、この三島由紀夫氏の辞世の句に、小生には小生なりの無念の思いがあってこそ、であるから、少なくとも故人は、許してくれることであろう。三島由紀夫全集 元版 (正字・正かな)
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